About CHAOS ACADEMY
"Auto Chess"などを開発しているDragonest Gameの新作アプリ"CHAOS ACADEMY"が、Androidを対象にEarly Access(β版)を開始しました。
β版ということもあり、ルール説明などを公開している公式HPが存在せず、なおかつゲーム内の翻訳が不正確で意味不明なカード効果が多いため、ゲーム紹介を兼ねてブログを書くことにしました。
ゲーム内の戦績ですが、ランクバトルで49戦/46勝/勝率94%(4月13日現在)
3敗はカード集めのためにリタイアした試合なので、失楽園/ソロモンのデッキを組んでからは46連勝/勝率100%を維持しています。
CHAOS ACADEMY(カオスアカデミー)について
まずはカオスアカデミーのゲーム内容についての説明です。
ジャンルとしてはカードゲームに分類されますが、ShadowverseやHearthstoneとは少し異なり、4×4/16マスにヒーローと呼ばれるカードを召喚し、相手の君主(プレイヤー)を倒すボード型のカードゲームとなっています。
プレイヤーは盤面上で王冠マークが表示され、初期体力は20あります。
プレイヤーの体力が0になったら敗北、これはどのカードゲームも同じですね。
(ちなみに、山札が0枚になると即敗北ではなく、3ターン後に敗北するようになっています。下画像右下の赤数字3が敗北までの残りターン数)
直近のアプリだと「Lost Archive」に近いゲーム性です。
・ミニオン(モンスター)カードや魔法カードを使って相手を倒す
・所謂ヒーローパワー(キャラクター固有のアクティブスキル)がある
ここだけ見るとHearthstoneに最も近いような気がします。
しかし、このゲームの最大の特徴はセットカード(裏側表示で召喚されたカード)の存在です。
遊戯王の罠カードのように、ヒーローカードを伏せて場に召喚することができます。
セットカードのデメリットとしては「自分で表向きにするためには1マナ余分で払わなければならない」「相手に攻撃されると召喚時効果が発動しない」などが挙げられますが、カードゲームをプレイしたことのある人なら「未公開情報の価値がどれだけ重いか」をご存知かと思います。
セットカードをいかに活用するか、それがゲームの勝敗を大きく分けます。
更に、これは賛否両論ありますが、ゲーム中は相手のマナ状況が見えません。
つまり、セットカードが何マナのカードなのか、最大マナや相手の行動から予測しなければなりません。
この読み合いがカオスアカデミー最大の醍醐味だと思っています。
勢力についてですが、現状では以下の6勢力があります。
君主スキル:表向きのカードに4種の状態異常(睡眠/麻痺/暗闇/足止め)の中からランダムで1種類を付与する
状態異常ばら撒くウーマン。
AoE(全体除去)や回復カードが多く、完全にコントロールのための勢力です。
私も使っていますが、現状、失楽園か後述するソロモン、修羅道のどれかがトップメタかと思われます。
ソロモン
君主スキル:君主以外のユニット1枚(表裏関係なし)をランダムな空きマスに移動させる
顔燃やすウーマン。
自分の周囲にいる敵ユニットを飛ばして延命することも出来ますし、相手の周囲にいる敵ユニットを飛ばして確実に攻撃を通すことも出来ます。
一見すると使いづらい君主スキルですが、本来であれば一手遅れる攻撃を通すことが出来る+カードの表裏関係なく有効ということで、強い&強いスキルです。
カードプールは相手の君主に直接ダメージを与える所謂バーンカードが豊富で、早期決着と運ゲーが得意な勢力です。
セットカードが攻撃された時に発動する罠カードを持っている唯一の君主。
トップメタ候補の一角にいます。
君主スキル:1/1の妖骨を任意のマスに召喚する
アグロウーマン。
ヒーローを召喚する能力に長けており、メインのデッキタイプはアグロになります。
カードプールに「ヒーローに2回攻撃を付与する」というカードがあるため、カードが増えれば1ターンで20点を出すコンボデッキも作れるかもしれません。
現在、無料デッキとして解放されています。
現状ではアグロ殺すウーマンの失楽園に勝てないので微妙。
君主スキル:1/0の神器(武器)を装備する
自ら相手を殺しに行くマン。
君主スキルが使いづらく、カードプールも「ダメージを受けたヒーローが~」といった条件であまり強くありませんが、一部のカードが死ぬほど強いです。
このゲームで唯一の変身持ち。
変身すると「3/10:周囲のユニット1枚に3ダメージを与える」になります。
君主が神器を装備していると、(当然ですが)攻撃したヒーローに反撃ダメージがいきます。
これが面倒で強くてな……
レジェンドカードの強さもあり、トップメタ候補だと思ってます。
ぶっちゃけ、相手してて負ける可能性があると思うのはコントロール寄りの修羅道だけ。
君主スキル:表向きのユニット1枚に1ダメージを与える
そのうち1ターンスキップしてくる可能性の塊マン。
ダメージを与えるスキルは盤面に直接干渉できるが故に強いのですが、カオスアカデミーではセットカードがあるため、機能する機会が少ないスキルになっています。
4属性の魔法カード(火:ダメージ/水:回復/雷:状態異常/風:バフ)を使う、スペル主流の勢力ですが、現状では属性魔法カードはカードプールに存在せず、手札に加えるためには1アクション挟まなければいけないため、今のところは最弱候補です。
火属性のバーン中心で組んだデッキは弱くはないですが、それやるならソロモンでバーン組んだ方が強いです。
君主スキル:勝手に攻撃する1/1の何かを召喚する
新しく追加された勢力。
陰陽道とスキルが似ているものの、こちらの1/1は自分では攻撃できない代わりに、出したターンから攻撃をしてくれます。
移動した際に効果を発揮するカード、同名のカードを条件に発動する能力が豊富。
ベーシックカードがまだ実装されていないため、完全なデッキは組めませんが、恐らく失楽園と並ぶトップメタに入るのではと考えています。
セットカードもろとも吹き飛ばす全体除去があるってだけで強いです。
クトゥルフの強弱はさておき、セットカードの読み合いを放棄する=自身のゲーム性を否定するカードは流石にナーフしてほしいです。
正式配信後はカードの能力にも変更があるでしょうが、今のところは失楽園/ソロモン/修羅道のどれかを使っておくと勝率が高くなると思います。
この中で高レアリティをそこまで多く必要としないのがソロモンなので、とりあえずソロモン使ってゲームに慣れるのが良さそうです。
もしくは、週間で使える無料デッキのヒーロー。
失楽園と修羅道はレジェンドがないと勢力の強さを活かせないため、始めたばかりで使うとただの雑魚です。
そもそも今は勢力固有のカード数が少なく、中立に強いカードが集中していることもあり、「中立カードを有効活用できる勢力が強い」といった印象です。
陰陽道と神州は勢力カード内での相互作用が多く、中立カードを多く採用できません。
対して失楽園/ソロモン/修羅道は勢力内に単体で完結しているカードが多く、中立カードを採用する枠が多く取れます。
デッキを組もうとすると、中立カードの割合は失楽園>ソロモン>修羅道の順番になるかと思います。
恐らく、環境もこの順番になってくる、はず。
ゲームは楽しむものなので、好きなカード使って楽しむのが一番だと思います、まる
以上、カオスアカデミーの雑な紹介でした。
誰も読まないだろうけど、基本戦術、お勧めカードなどを気が向いたら書いていこうと思います。